環境への取り組み環境への取り組み

トップメッセージ

丸富製紙のミッションは製品を通じてお客様にハッピーなひとときをお届けし、同時に日々の生産活動に於いて環境保護と持続的な成長を図るため、環境負荷の低い製品づくりを目指しています。例えば、「5倍巻き250m超ロング芯なしロール」は無駄な材料費を抑え、また、保管スペースと物流費の大幅な削減ができる画期的な商品であると位置付けています。
弊社はSDGsが掲げる「人類による地球環境の保全と利用、消費と再生がバランスを保ち、人と自然が共存できる世界」の一員として日々、地球規模の大きな視野でとらえ、現状に安住せず、前向きに挑戦者として課題に向き合い、全社員が同じ方向を見据え、日々の生産活動に前向きに取り組んでおります。

代表取締役社長

丸富製紙のSDGsへの取り組み

丸富製紙株式会社では共存共栄の経営理念のもと、製紙業界初のISO14000の取得や、芯なしトイレットペーパーなど消費者ニーズを先取りした商品開発販売、業界初の牛乳パック類の再資源化などを行ってまいりました。
当社グループは、これまで行ってきた取組の水準をより高めるだけでなく、新たな取り組みを進め、2030年に向けて世界が合意した「持続的な開発目標 SDGs」に対して真摯に取り組んでまいります。

1環境への貢献

地球温暖化対策を推進し、再生可能エネルギーの利用を進める

目標7

エネルギーをみんなに
そしてクリーンに

目標13

気候変動及びその影響を
軽減するための緊急対策を講じる

・廃棄物焼却炉(廃ポリ、PS)の有効利用で、再生可能エネルギー利用促進を図る

・省エネルギーの積極的な促進を進める

ペーパースラッジ(PS)焼却炉

弊社グループ内の工場で発生したすべてのペーパースラッジ(製紙排水から発生する廃棄物)を焼却炉で燃焼させ、その焼却灰を製鉄所で保温材や鎮静剤として売却しております。

廃ポリエチレン熱回収設備

当社グループ内の工場で発生した牛乳パック類の廃ポリエチレンを焼却後、その排熱をボイラーで熱回収(蒸気)することにより、紙を乾燥させる際に利用しております。
当社工場のひとつである富士根工場にて使用する蒸気は、ほぼすべてこの設備で賄っております。
平成16年、この設備による蒸気発生量は42.593tでしたが、これをA重油換算にすると2,612.95tとなり、CO2(二酸化炭素)換算では7,237.87tを削減したことになります。
過去5年間の累計では、35,838.8tのCO2削減に匹敵しております。当社は今後もサーマルリサイクル(廃棄物から熱エネルギーを回収すること)を実現し、地球温暖化などの環境負荷軽減に努めてまいります。

積極的な環境への取組

目標6

水と衛生に利用可能性と
持続可能な管理の確保

目標7

エネルギーをみんなに
そしてクリーンに

目標9

産業と技術革新の推進を図る

目標15

森林の持続可能な管理、砂漠化への対処
ならびに生物多様性損失を阻止する

・ISO14000を通じた活動の充実 リサイクル、省資源化、環境保全への取組

・営業、物流でのアイドリングストップ活動などエコドライブの実施

・トラックから鉄道などへ輸送手段を転換。モーダルシフトを進める

丸富製紙株式会社及び丸富グループ会社は、環境マネジメントシステムの国際規格[ISO14001]および情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格[ISO27001]、品質マネジメントシステムの国際規格[ISO9001]の認証を取得しました。
日々の業務活動において、環境にやさしい製品の提供やより高いレベルの品質管理を心がけ、各マネジメントシステムの有効性の継続的改善を実践いたします。

国際標準化機構 ISO14001
登録番号:JMAQA-E002(富士根工場)
登録番号:07124-B(沼津工場)
登録番号:JMAQA-E005(今泉工場)
国際標準化機構 ISO27001
登録番号:07124-J(沼津工場製造部原料課)
国際標準化機構 ISO9001
登録番号:08315(美藤製紙)

2持続可能な生産消費のパターンへの貢献

持続可能な生産と消費の為に、商品の見直しを進める

目標12

持続可能な生産消費形態を確保する

目標15

森林の持続可能な管理、砂漠化への対処
ならびに生物多様性損失を阻止する

・牛乳パックなど飲料古紙のリサイクル化、再資源化

・機密古紙の有効利用、再資源化

・無漂白、薬品を最小に抑えた商品開発生産

・超ロングなど長尺商品の開発、拡販を進めることで包材の削減、運搬に関わる消費を軽減

・芯なしトイレットペーパーの販売促進により紙管など廃棄物削減を図る

・包装資材の見直しをおこなう

・FSC認証商品の拡販により森林資源への対応を図る

3地域社会への貢献

地域未来牽引企業としての研究開発への取組

目標9

産業と技術革新の推進を図る

・地域未来牽引企業として静岡県など共同でCNFへの研究開発を進める

地域社会に貢献する活動

目標4

公正な質の高い教育、
生涯学習の機会を促進する

目標15

森林の持続可能な管理、砂漠化への対処
ならびに生物多様性損失を阻止する

・積極的な工場見学受け入れ

・小さな親切運動への参加

・地域スポーツ活動の支援

ジェンダー平等(男女平等)と多様な人材が働く元気な組織

目標5

ジェンダー平等を達成しすべての女性
及び女児の能力強化をおこなう

目標8

包摂的かつ持続可能な経済成長、
全ての人々の完全かつ生産的な
働きがいのある人間らしい雇用

・個人目標など人事評価制度の見直し、資格取得奨励制度、自己啓発制度など多様な人材が働き甲斐のある元気な職場作り

・労働時間の短縮、年間休日増加を図るなどワークライフバランスの推進

・女性が活躍できる職場作り

・ピンクリボン活動(公益財団法人日本対がん協会)への協賛

・地域未来牽引企業として地域の雇用促進

国際協力

目標1

あらゆる貧困をなくす運動に協力

・日本生協連がすすめる “コープコアノンスマイルスクールプロジェクト” を通じてユニセフによる開発途上国の子どもたちへの活動を支援する

SDGsの取組実績

環境憲章

丸富製紙株式会社 環境憲章
丸富製紙株式会社 環境憲章
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富士根工場 環境基本方針
富士根工場 環境基本方針
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沼津工場 環境方針
沼津工場 環境方針
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今泉工場 環境方針
今泉工場 環境方針
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FSC中核的労働要求に関する方針

FSC中核的労働要求に関する方針
丸富製紙株式会社 FSC中核的労働要求に関する方針
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環境への取り組み

昭和47年
6月
富士根工場PS焼却炉設
昭和55年
1月
沼津工場排水処理施設及び活性生物濾床装置設置
昭和57年
5月
富士根工場廃棄物(ポリエチレン)処理設備設置
富士根工場産業廃棄物完全資源化
昭和58年
5月
沼津工場PS焼却炉設置
昭和63年
11月
今泉工場排水生物処理施設設置
平成元年
4月
富士根工場排水処理施設及び活性生物濾床装置設置
平成5年
10月
富士根工場廃ポリ焼却炉熱回収設備運転開始
平成9年
1月
富士根工場「国際環境規格ISO14001」認証取得 沼津工場「国際環境規格ISO14001」認証取得
11月
今泉工場「国際環境規格ISO14001」認証取得
平成12年
11月
富士根工場コジェネレーション設備導入
平成16年
10月
丸富流通株式会社 「グリーン経営認証制度」 認証取得
平成23年
1月
沼津工場製造部原料課ISO27001認証取得
3月
富士根工場PS焼却炉運転停止

工場見学のご案内

当社には毎年数多くの人たちが工場見学に訪れます。これを都道府県別に見ますと地元静岡県の方が一番多く、ついで東京都、神奈川県の順になっております。また、見学者グループで見ますと、小学生が一番多く、市町村の役所関係の役職員の皆様やリサイクル推進団体も数多く見学にお見えになっております。

当社では、工場見学にお越しになられる際は、牛乳パックを入場券としてお願いしています。実際に牛乳パックを再処理ラインに投入してもらうことにより、環境問題に高い意識を持ってもらうよう工夫をしています。
丸富製紙は資源・環境保護への積極的な取組みを通して、環境にやさしく、モノを大切にするココロを大事にしていきたいと願っております。

工場見学の様子

丸富製紙の工場見学では、みなさまに集めていただいた牛乳パック類からトイレットペーパーをつくっている「現場」を見てもらいます。 そこに映るのは、真っ直ぐリサイクルに取り組んでいる私たちの姿勢です。

どのような場所で、どのような機械で、どのような人がつくっているのかを目で、耳で、肌で感じてください。

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