機密書類溶解処理情報
丸富製紙グループでは顧客から排出される重要書類(機密書類・保管書類・廃棄文書等)を処理する設備を充実させるとともに、機密書類情報を溶解処理するための管理システムを構築しております。
これにより焼却処分等されていた機密書類のリサイクル処理を可能としました。
機密書類を貴重な資源として有効活用するための溶解処理ラインを設け、セキュリティが完備された専用施設内にて処理いたします。
丸富製紙沼津工場では、段ボールを開封することなく直接古紙溶解設備に投入して、直ちに溶解処理することが可能です。
トイレットペーパーに再利用するこのシステムは、現在、多くの企業、官公庁および地方自治体によって、広く利用されています。
機密性確保への対策
ICカードによる入退室管理
ICカードシステムを導入し、カード認証による特定者のみが入退場でき、シャッターも二重にするなど、管理を徹底しています。 また、機密保守契約による入場者の管理も行います。
監視カメラによる処理状況の遠隔監視
工場内に、合計4台の監視カメラを設置。立会者は監視室のモニターにて遠隔監視が可能です。
■カメラ設置場所:場内入り口/古紙コンベア投入場所/ドラムパルパー投入口
ISMS(ISO27001)の運用による機密性の確保
ISO 27001は、組織が保有する情報にかかわるさまざまなリスクを適切に管理し、組織の価値向上をもたらす国際規格です。
●丸富製紙(株)沼津工場
- [認証取得日] 2011年1月17日
- [認証登録機関] インターテック・サーティフィケーション株式会社
- [認証登録範囲] 機密文書の溶解処理
丸富製紙の機密書類溶解処理の特徴
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ダンボール未開封のまま処理いたします
当社では、専用処理場で未開封処理を行っております。
封で閉じられたダンボール箱ごと溶解処理を行います。
クリップ・ホッチキスの針等、金具・とじひもも取り除く必要はございません。 -
業界最新鋭処理設備で
圧倒的な処理効率を実現沼津工場のドラムパルパー(写真上)による最大処理量は1時間12.5t。
沼津工場 -
様々な荷姿に対応いたします
オフィスからそのまま詰めた機密書類は、一度も開けることなく、溶解処理されます。処理場内では3種類の重機をご用意し、色々なタイプの荷姿に対応いたしております。
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溶解処理の様子を確認できます
事前にお申込みいただければ専用の立合い室にて溶解処理の状況をモニターや目視でご確認いただけます。
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溶解証明書を溶解後、
即日発行いたします「溶解証明書」を発行し溶解処理を証明いたします。行政機関等への環境・リサイクル証明に有効です。
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機密書類受け入れ体制の強化
受け入れ時間の拡大(8:00~20:00:延長可能)など、様々なご要望に対応いたします。
事前予約によりスムーズな溶解処理が可能です。