丸富製紙株式会社(本社:静岡県富士市、社長:佐野 武男)は、今年で19年目を迎える「ピンクリボンフェスティバル2021」(主催:公益財団法人 日本対がん協会、朝日新聞社ほか)に協賛します。
当社は、皆さまに“毎日を自分らしくハッピーに過ごしてほしい”という思いから、2013年からピンクリボン運動に賛同しています。トイレットペーパーやタオルペーパーなど生活に身近な家庭紙や、公式SNSなどを通じ、ピンクリボン運動を広める活動を行なっています。
近年、9人に1人の日本人女性が生涯に乳がんを患うと言われ、罹患リスクは過去16年間で3倍以上に増え続けています。(参考:ピンクリボンフェスティバル公式サイト)乳がんは早期に発見し、適切な治療を受けることで、9割の方が治癒すると言われており、定期的なセルフチェックと検診を受診をすることが大切です。しかし、現在、検診の受診率は全国平均で47.4%( 出典:2019年国民生活基礎調査:女性/40-69歳)と伸び悩み、毎年多くの方が命を落としております。
こうした背景を踏まえ、当社では1人でも多くの方に「乳がんの早期発見・適切な治療の大切さ」などの正しい知識を広めるため、今年度もピンクリボン運動に関連した啓発活動を行います。
<ピンクリボンフェスティバル2021への協賛>
「ピンクリボンフェスティバル」(主催:公益財団法人 日本対がん協会、朝日新聞社ほか)は、2003年より各地で乳がん検診受診率の向上を目指したイベントや、乳がん患者さんとそのまわりの人たちを支える活動を行っています。当社は今年で4回目の協賛となり、昨年度は、池袋サンシャインシティにて開催されたオープンセミナーへ出展。感染症対策に取り組みながら、セミナーの実施を支援いたしました。
(※「ピンクリボンセミナー」とは、20~30代の若い女性が乳がんに対する「不安に思う」「私はどうしたら良いの?」などの疑問点を解決することを目的としたオープンイベントです。今年度はオンライン上での開催となります。)
<ピンクリボン運動応援商品の展開>
当社では、商品の一部にピンクリボンマークをデザインした、ピンクリボン運動応援商品を販売しています。売り上げの一部は、乳がんをなくす活動を支える『ほほえみ基金(設立:公益財団法人 日本対がん協会)』に寄付され、検診の呼びかけや患者様を支える活動などに使われます。
「ピンクの日」を広める活動の実施
20代~60代の女性に乳がんを取り巻く問題に関してアンケート調査を実施したところ、乳がんのセルフチェックを継続的に行っている人は、わずか9%。ほとんどの人がセルフチェックを正しく行えていない状況が分かりました。(参考:公益財団法人 日本対がん協会プレスリリース)
こうした背景を踏まえ、当社では定期的なセルフチェックの習慣化、ブレスト・アウェアネスを呼びかける「ピンクの日」(主催:ピンクリボンフェスティバル運営委員会事務局)を盛り上げるため、当社公式TwitterなどのSNSを通じて毎月19日に発信を行っています。
(※)ピンクの日についての詳細 https://www.pinkribbonfestival.jp/pink_day/
また、10月のピンクリボン月間に向け、当社でもピンクリボンキャンペーンを予定しています。より多くの皆さまに乳がんについての正しい知識や早期発見の大切さを伝えるため、今年度も積極的に活動を行っていきます。
◆ピンクリボンフェスティバル2021について
【主催】公益財団法人 日本対がん協会、朝日新聞社ほか
【公式サイト】https://www.pinkribbonfestival.jp/
(※)ピンクリボン運動とは
ピンクリボンは、乳がん啓発活動を表す世界共通のシンボルマークです。「乳がんで悲しむ人を一人でも減らしたい」との想いから1980年代にアメリカでこの活動は始まり、2000年ごろから日本でも盛んになってきました。乳がん検診の早期受診を呼びかけるために、行政、市民団体、企業などが独自のピンクリボンマークを掲げ、様々な活動を行っています。日本対がん協会ほかが主催する「ピンクリボンフェスティバル」もそのひとつです。